写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

BLOG - ブログ

 

att.TFAxKbk8tLork4R1PmfFHUaVlrVqEyejIwvvVcqlVns (3).jpg

黄昏時の銀座の街に似合う人だった。写真家・安珠さんとは、パーティ等で何度かお会いし、あいさつを交わす程度だった。誰もいない画廊にすらりと入って来た。マスクをしていたこともあり、最初は誰だか分らなかったが、もしかして「安さんですか」と声をかけたら「は~い、安珠です。小松さん、おめでとうございます」とあいさつをした。初めてゆっくりと話をした。出来立ての『遙かなるチリ 1989』もすぐに購入してくれて、僕のサインも求めた。思いのほか人なっこい人だと思った。写真は余り撮りたくないと言っていた彼女が送ってくれた写真です~!♡☆ 何故か僕の顔がにやけている・・・

IMG_3681.jpg

午後一番に古い写真仲間の(社)日本涼子写真家協会会長立木寛彦さん(左)と妹尾三郎さん(真ん中)が来てくれた。他に元アサヒカメラ編集長の山崎幸雄さん、彼が「朝日ジャーナル」副編集長時代に、僕のチリの写真をグラビアで連載してくれた。千葉の市原市から写真家・笹生公希さん、作詞家の熱田貴さんたちも来てくれた。

IMG_3700.jpg

「四天展」図録。B5判オールカラー36ページ。定価:2、000円(税込)。4人の作者の自筆サインが入ってます。会期中だけの特別販売です。数に限りがありますので、お早めにどうぞ。 僕の8ページ分「祈りー雲上の神々」の1ページ目。

IMG_3687.jpg

2ページから3ページ目。

IMG_3691.jpg

4ページから5ページ目。

IMG_3695.jpg

6ページから7ページ目。短いが本文も入っている。

IMG_3697.jpg

最終ページの8ページ目。

IMG_3673 (1).jpg

吉井画廊先代の吉井長三が書いた『銀座 画廊物語ー日本一の画商人生』(角川書店)の表紙。

IMG_3671 (1).jpg

本文より。美智子妃殿下が吉井画廊に。案内する吉井長三さん。

IMG_3675 (1).jpg

洋画家の梅原龍三郎と将棋を指す吉井長三さん(本文より)。

chile1989_p3 (6).jpg
chile1989_m3 (4).jpg

◆「四天展」終了後の6月16日(月)~21日(土)まで小松健一作品展「遙かなるチリ 1989」   が開催される。初日16日(月)と19日(木)両日とも午後3時から4時、作者によるギャラリートークが行われる(自由参加・無料)。ふるってご参加ください。また、同名の著書も好評発売中~!!会場でも自筆サイ入りで定価:2900円・税込で販売しています。A4判変形、128ページ、ダブルトーン印刷、東京印書館刊。4判変形、128ページ。ダブルトーン印刷。

 

5d34bb18-fc0e-43b1-9760-cb2e9231dd28.jpg

「四天展」が行われている銀座8丁目の外堀通り沿いにある創立60年の吉井画廊の前で。 写真家・山岸伸さんと。

80ad7d8c-d7ab-4e2a-bb99-98d664d84427.jpg

外堀通り道路沿いから「四天展」が開催されている吉井画廊の中を見る。

IMG_3586.jpg

6月4日(水)午後1時から林義勝さんのギャラリートークがはじまった。

IMG_3588.jpg

続けて僕が行い14:30からは鈴木一雄さんのギャラリートーク。

IMG_3590.jpg

4人の締めは、山岸伸さん。展示作品に撮られている晩競馬への熱い思いを語った。

3abab986-b2e1-4fc6-bcd3-4d796e02918b.jpg

「フォトコン」藤森編集長の仕切りで始まった4人のバトルトーク。どうなることと思いきや何とか最後はまとまった。藤森さん、お疲れさまでした・・・。

59428505-8b8a-4e12-ba99-f15263226f26.jpg

ギャラリートークを聞いていた公益社団法人日本写真家協会(JPS)の熊切大輔会長(左から3人目)と藤森「フォトコン」編集長(右端)と出品者で記念写真。

IMG_3600.jpg

トークショーに参加した「写真集団・上福岡」と写真研究塾「風」のメンバーと熊切JPS会長、山岸さん、鈴木さんと僕。歴史的な記念写真になるかも・・・。

IMG_3602.jpg

会場で特別販売をしている「四天展」図録に自筆サインをする。初日に50部したけれども、すでに売り切れてしまったとのこと。

4ac04ff3-ba87-47e3-bea8-192473d7d3ce.jpg

(株)写真弘社社長の柳澤卓司さん(左)が来場してくれた。持っているのは6月2日発売になったばかりの僕の著書『遙かなるチリ 1989』(東京印書館刊・定価:2900円 税込)ぜひ、お買い求めください~!♡☆

9552c1e1-2895-4643-8e49-65771a1a81de.jpg

東京新聞 編集委員の野呂法夫記者が、『遙かなるチリ 1989』の取材に来てくれた。

IMG_3604.jpg

お世話なっている吉井画廊社長・吉井篤志さんを囲んで。左から写真家の眞月美雨さん、僕、写真家の出口信一さん。

e6dc3792-6bed-4539-8e5e-2241f9e7f12d.jpg

会場の外で。左から美雨さん、僕、出口君、漁師の佐々木さん、「写真集団・上福岡」会長の竹川義之さん。

IMG_3608.jpg

「写真集団・上福岡」のメンバーと「風」同人の信州から来た橋都とみ子さん(右から2人目)、真鶴半島の漁師で船長の佐々木さん(右端)らが有楽町ガード下の居酒屋で打ち上げをしていると言うので美雨さんと合流した。みなさん~!お疲れさまでした。そしてありがとうございました。  合掌

 

IMG_3560.jpg

半年間の準備を経て、いよいよ同世代の写真家4人の思いを込めた写真展「四天展」がオープン~!!左から僕、林さん、駆けつけてくれた写真家・沼田早苗さん、鈴木さん、山岸さん。吉井画廊の前で。

IMG_3547.jpg

会場風景。

IMG_3572.jpg

吉井画廊を背景にして「四天展」メンバー。

IMG_3546.jpg

初日はゆったりと始まった。それでも午前中からひっきりなしの人出だった。

IMG_3550.jpg

初日に駆けつけてくれた左から写真研究塾「風」同人の水谷さん、「写真集団・上福岡」事務局長の一瀬さん、僕、同集団会長の竹川さん。ありがとうね~!♡☆

IMG_3553.jpg

今年、被爆80年。東京、沖縄で広島・長崎原爆写真展を一緒に企画している新藤健一さん(「反核・写真運動」運営委員・ジャナ―リスト)と。 水俣病の写真などで知られる写真家の桑原史成さんなども駆けつけてくれた。

IMG_3567.jpg

昨年暮れからのさまざまな事が、感慨深く思い返される4人であった・・・。とにかく無事にオープンした~!!

IMG_3583.jpg

写真展が終わった後、「写真集団・上福岡」の2人と写真家で「風」同人の眞月美雨さんとで有楽町ガード下の懇意にしている老舗居酒屋へ行って、軽く乾杯をした~!♡☆

IMG_3585.jpg

僕の小学・中学時代の同級生のTくんが差し入れてくれた「岡埜の名物の紅白の大福」。行列に並ばないと手に入らないという有名店の大福。以前にも食べたが重量感があって美味さが半端ではない。この同級生、根っからの蕎麦打ち職人だったが、半年前から写真にはまり、今は野鳥を日々追いかけている。

 

36th_me_A2_3.jpg

第36回人と海のフォコンテスト「マリナーズ・アイ展」のポスター。横浜を皮切りに、神戸、福岡と巡回する。 写真は、大賞作品:「潮垢離」樋口良夫

36th_me_A4_3.jpg

第36回人と海のフォトコンテスト「マリナーズ・アイ展」のチラシ表面。写真は、推薦作品:「NEW錨鎖」山本健太郎

36th_me_A4_ura5 (1).jpg

チラシの裏面。各入賞作品18点が並んでいる。

36th_me_PC_3.jpg

同写真展のDM裏面。

36th_me_PC_ura2.jpg
DMの表面
IMG_3473 (1).jpg

六本木にある海員会館のホールで、審査がはじまる前にスタッフ一同記念写真を撮る。

IMG_3454.jpg

5月21日10時から審査は始まった。第一次審査は全応募作品の中から入賞・入選候補作品を約200点余を選出することだ。左から福井常務理事、藤森審査員、塩崎審査員、小松審査委員長。

IMG_3452.jpg

今年の審査員は昨年度に引き続き、藤森邦晃(フォトコン編集長)さん、塩崎亨(写真家)さんと僕だ。昨年は入院していたこともあり、初日の第一次審査には立ち会えず、2日目からだったが、今年は全作品を見ようと初日から参加した。

IMG_3462.jpg

昨年からは見れば、応募者数、応募作品数とも約15%減ってしまったが、それでも2、500点の応募作品に目を通すのは楽ではない。作品枚数は3、000枚を優に超えている。

IMG_3464.jpg

審査は夕方6時過ぎまでかかって、ようやく第一次審査は終わった。

IMG_3480.jpg

22日11時から開始。審査2日目の第2次審査は、まず入選・入賞作品約120点を選出することから始めた。入選作品が決定したら第3次審査、今度は入選作品の中から入賞作品候補を約30点を選出することだ。そして第4次審査では、大賞1作品、推薦2作品、特選4作品、優秀賞8作品、U19大賞1作品、会長賞1作品、特別賞1作品が厳正な審査の結果選ばれた。

IMG_3474.jpg

審査に係わったスタッフで記念写真を撮る。何人かは作業で抜けている。全てが終了したのは午後4時過ぎ。思ったよりも早く終わった。この後、入賞作品の撮影をした。お疲れさまでした・・・。

IMG_3485.jpg

審査後、まだ日は高かったので、六本木界隈の禅ギャラリーやフジフィルム スクエア、富士フィルムフォトサロンなど巡った。「四天展」や広島・長崎 原爆写真展のチラシやDMも届けて来た。

IMG_3535.jpg

5月31日午後5時から新宿の全国保険医団体連合会の本部事務所において第36回全国保険医写真展のコンテスト審査が行われた。審査は委員長の僕に、医師であり写真家のIさん、保険医協会の文化部の全国の先生方だった。

IMG_3540.jpg

全応募作品の中から会長賞1点、審査委員長賞1点、特選3点、入選7点が決まった。今年はレベルの高い作品が多く、最後まで白熱した討論が続いた。

IMG_3539.jpg

審査に係わった人たちで記念写真を撮った。お疲れさまでした。終了後、恒例の懇親会を開いた。来年は今年よりもさらに応募者を増やしていこうと様々なアイデアがでた。

IMG_3523.jpg

5月30日午前中から銀座・吉井画廊で6月2日からはじまる「四天展」の搬入、展示がおこなわれた。山岸、林、鈴木、小松それぞれが都合のいい時間に来て自分のスペースを展示するという仕組みだ。僕が午後1時過ぎに行ったら3人の展示は終了していて鈴木さんだけが僕を待っていた。

IMG_3518.jpg

1時間ほどしたら林さんも戻って来て展示の指示やメディの取材に対応していた。鈴木さんは全日本写真連盟の懇親パーティに出席すると出かけた。僕と林さんは欠席させてもらった。届いたばかりの「四天展」図録を持って、林さんと。

IMG_3529.jpg

展示は吉井画廊の社長をはじめ、スタッフのみなさんがしてくれた。ありがとうございます~!♡☆

IMG_3512.jpg

明日はいよいよオープニング。僕ら4人とも雁首をそろえてお待ちしていますので、どなた様もず~ず~いとふるってお越しください。初日のみ夕方から軽くシャンパンなどを用意して乾杯したいと思います~!♡☆ 4日(水)も午後からギャラリートーク。4人全員そろってお待ちしています。トークは何が語られ、どんなことになるのか、想像ができません!! こうご期待を~!!!

 

IMG_3422.jpg
めずらしく東京印書館の下中社長が工場に来たのでごあいさつ。右は印刷立ち合いを見学に来た「風」同人の写真家・出口信一君。
IMG_3418.jpg
5月19日午前9時から新座工場でスタート。この日はA.Dの高栁さんは山梨へ出張中なので来れなかったが僕の作品を何冊も担当した現場責任者が最後まで付いてくれた。出口君は初体験なので、学ぶこと多し。
IMG_3419.jpg
最初の刷り出しがはじまった・・・。僕のOK~!が出てはじめて輪転機が回り始める。
IMG_3423.jpg
表紙の印刷が終了。特殊な銀色を使ったデザインだ。デザイナーは、僕の本を3冊(民族曼陀羅―中国大陸など)と広島・長崎の原爆写真集の装丁を担当した宗利淳一さん。
IMG_3425.jpg
工場責任者(左)と僕の営業担当者(左から2人目)、『琉球 OKINAWA』も彼らの担当だ。
IMG_3427.jpg
いつも丁寧な仕事、ありがとうございます~!♡☆
IMG_3504.jpg
表紙。A4版変形。128ページ。定価:29.00円(本体価格:2.636円+10%消費税)ギリギリの価格に挑戦した。一人でも多くの人に見て欲しいからだ。全て売れないと赤字だ!!
IMG_3506.jpg
扉ページと見返し。 印刷は最高のクオリティ。印刷を担当した東京印書館が驚くほどの出来栄えである。僕もいままで50冊以上著作を刊行しているが印刷は一等良いできのような気がする。
IMG_3508.jpg
写真ページは4つの章に分かれている。本文も各章2ページで全部で8ページ。あとがきが1ページ、奥付1ページとなっている。
IMG_3509.jpg

写真ページ。 写真原稿はすべて36年前に僕自身が暗室に潜って焼いたゼラチンシルバーのビンテージプリントである。当時プリントしたものが約600枚残っていた。文章も36年前に書いた原稿を基に修正、一部加筆している。

◆6月2日(月)から銀座・吉井画廊ではじまる作品展「四天展」の会場でも特別販売をします。       ぜひ、お手に取ってご覧ください~!♡☆ よろしくお願いします。

 

 

IMG_3490.jpg

B5判36ページ(オールカラー)4人の作品がそれぞれ8ページに本文が添えられている。小松健一「祈りー雲上の神々」、鈴木一雄「桜への想い」、林勝義「讃歌 NIPPON」、山岸伸「BANBA」である。各自の代表作で、見ごたえのある作品が凝縮されている。4人が1冊にサインをする。予価は2000円。数に限りがありますのでお早めにお求めください。

IMG_3290.jpg

◆展示作品は全点販売します。六つ切りサイズから半切サイズまで。額装は作家によってそれぞれ。    希少価値のある作品が多く展示されます。全作品とも作者の自筆サイン、シリアルナンバー入り。お手頃な価格ですので、ぜひご購入下さい。

◆【6月4日(水)ギャラリートーク】 ①林勝義 13:00~13:30 ②小松健一13:45~  14:15 ③鈴木一雄 14:30~15:00 ④山岸伸 15:15~15:45 ⑤出品者4人のトークライブ:16:00~17:00(無料・参加自由)ふるってご参加ください。会場が狭いのでお早めにお願いします。

chile1989_p3 (4).jpg

◆銀座・吉井画廊で引き続き、6月16日(月)~21日(土)まで小松健一作品展「遙かなる チリ 1989」が行われます。同名の写真集も刊行。初日の16日(月)、19日(木)どちらも15:00~16:00までギャラリートークを行います。無料・自由参加ですので、ふるってご参加ください。

◆僕の若き時代の作品群です。時代と情熱のしぶきが伝わってくると思います。作品の多くは当時、36年前 に僕自身が制作したゼラチンシルバーのビンテージプリントです。ご希望の方には特別販売します。 期間中は午後から基本的には毎日在廊する予定です。ゆっくりと話し合えると思いますので気楽に銀座へ足を運んでください。待っています~!♡☆

chile1989_m3 (2).jpg

 

 

IMG_3380.jpg

5月14日、年に一度、東放学園のプロモーション映像科の特別講義をしている。もうかれこれ20数年となる。今年あいさつに来た学科主任は、僕の授業を受けた人だった。アジアから留学生も少なくないが、みな真剣に話は聞いていた。僕の左隣は、この学科を受け持つ金大偉先生。音楽家や映像作家としても活躍しているが、最近は映画監督としても話題作を次々に制作・発表している。20数年来の友人である・・・。

IMG_3383.jpg

僕の作品を見せて、講義に入るのだが時間は1時間30分。途中、金さんとのトークを少し入れる。僕の孫の世代と同じ歳頃の学生たちにどこまで僕の声が、思いが届いたかはわからないが、昨年の学生の中に写真家の道を歩みたいと言ってきた者がいたという。うれしい限りである。

IMG_3387.jpg

授業が3時過ぎに終わったので、友人の宮島茂樹さんのウクライナの写真展に行った。本人がいたので色々と話し込んでいたら写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。ごめん~!とりあえずDMだけでも。 この前後にアイデムフォトギャラリーシリウス、ポートレートギャラリー、PLACE Mなど廻って「四天展」と「遙かなるチリ 1989」のDMをお願いしてきた。

IMG_3394.jpg

5月15日、久しぶりに池袋にヘアカットに行った。スタイリストはいつもの美雨さん。

IMG_3401.jpg

どんな感じにするかは、僕は何か行ったことは無い。全て彼女にお任せである。

IMG_3403.jpg

気がつけば、髪はずいぶんと明るい金色だ。いいか、サマーシーズンがやってくるのだ。

IMG_3407.jpg

は~い!!出来上がり。僕の人生の中でも一番明るい金髪かもね・・・。

IMG_3413.jpg

カットが終わった後、親しい写真仲間の中村征夫さんの写真展に行った。中村さんと話したのは久しぶりのこと6年ぶりになるかもしれない。同名の写真集も同時出版されていて、サインをして寄贈してくれた。高価なものを感謝~!♡☆

IMG_3408.jpg

眞月美雨さんも久しぶりに中村さんに会いたいと一緒に新宿の写真展会場に来た。しばらく話をして記念写真を撮った。「四天展」のDMをPRしてくれると多めに持って行ってくれた。

IMG_3415.jpg

今回の作品は37年間撮ったものだという。五色沼は磐梯山の1888年の大噴火によってできたもの。以来、誰も眼にしたことがなかった水中世界と四季折々の表情を捉えたもの。国立公園特別保護区に指定されている五色沼の撮影がいかに危険で大変だったかをしみじみと語ってくれた。

吉井画廊 四天展  2025.6.2-6.14_page-0001.jpg

☆6月2日からはじまる「四天展」のDM。ぜひ、お越しください。

 

 

IMG_3340.jpg

5月7日、神田にある山岸スタジオにて「四天展」の4回目の打ち合わせをした。この日は写真展オープンに向けて最後の打ち合わせとなっているので、話すべきことは山済みだった。

IMG_3346.jpg

図録の編集出版を依頼していた「フォトコン」の編集長・藤森邦晃さんが出来立ての表紙などの色校を持ってきた。いい上がりにみな満足。モデル:山岸伸さん

IMG_3348.jpg

格調が高く、紙質もピッタリ。内容はそれぞれが8ページで作品と文章で組んでいる。表紙を入れると合計36ページ(オールカラー)のB5版の本となる。写真展会場で特別販売をする。 予定価格:2、000円(10%税込)ぜひ、お買い求めください~!♡☆

吉井画廊 四天展  2025.6.2-6.14_page-0001.jpg

「四天展」のDM。6月4日は午後1時から林義勝、小松健一、鈴木一雄、山岸伸の順でギャラリートーク。それぞれの作品について熱く語る。その後4時から5時は、写真界の中では”無頼派”の4人が、一体何を語るのか、お楽しみに・・・。 (四天展の揮毫は僕でした)

IMG_3343.jpg

同世代のジャンルのことなる写真家、みな一家言を持っているので、何か一つ決めるのも喧々諤々。でも何とか3時間かけて決めるべき内容は一応収まった。(4人の集合写真は、近井さん撮影)

IMG_3351.jpg

3時間超える話し合いは、さすがに喉も乾き、腹も空いたので近所の山岸さん常連の中華屋さんへ。僕も何度か来ているがここの餃子は旨い。そして美しい。自家製のタレでいただく。

IMG_3353.jpg

夕食に来た助手の近井さんも一緒に入って記念写真。近井さんは「四天展」の何つたってアイドルだ~!♡♡

IMG_3356.jpg

師匠の山岸さんに頼まれて僕らの写真を撮る近井さん。

IMG_3361.jpg

店の社長が近づいてきた神田明神御祭りの幟を広げた。

IMG_3319.jpg

5月2日、上福岡西公民館において3月の第42回「写真集団・上福岡」写真展以来、2カ月ぶりの例会が開かれた。

IMG_3324.jpg

大量の作品で1回ではテーブルに並びきれずに2回に分けたほど作品数が多かった。右手前の原さんが見学に来ていたが会が終わると同時に入会を決意された。3月の写真展を見て「レベルが高いグループだと興味を持った」とのこと。

IMG_3329.jpg

会が終わったあと、次回から例会会場となる場所をみんなで見に行った。そして新入会員の原さん(左手前から2人目)を囲んで乾杯をした。

IMG_3333.jpg

やはり新しい写真の仲間が増えることはうれしい。会に活気が生まれるからだ。 原さん、入会おめでとう~!そして愉快に写真創作活動をしていきましょう~!!

IMG_3369.jpg

家の前の畑が突然、クローバーなどの花々が一面に咲き始めた。昨年まではただ黒土が広がっていただけだったのに。誰か種でも撒いたのかな・・・

IMG_3365.jpg

風の日は、砂埃舞う畑だったから、しろつめ草がありがたいと思ったし、緑が広がっていると心も眼も癒される。今度、童心に帰って四葉のクローバーでも探してみようかしら・・・。

 

IMG_3290.jpg

同世代のまったくジャンルが異なる写真家4人が昨年暮れに集まり意気投合して、作品展や刊行物など発表し、新たな挑戦をしょう。そして写真の内界に新風を送り、写真家の後輩たちに何かバトンを渡せればという想いで活動を開始した。その第1回目として実現したのが今回の企画である。

IMG_3299.jpg

会場は写真ギャラリーでなく、銀座にある老舗画廊として知られる吉井画廊。写真について造詣が深い吉井篤志社長のご理解もあって実現した。それぞれのスペースを各自が好きな作品で展示する。サイズや額も自由だ。唯一、共通しているのは作品として販売することに重きを置くと言うことである。

IMG_3293.jpg

6月4日(水)午後1時からは、4人がそれぞれギャラリートークをおこなう。そして4時からは4人全員で対談式のトークをする。僕を除いては、個性の強いメンバーが一堂に集い写真について論議をする機会はそうはないであろう。はたしてどんな話が展開されるのであろうか。いまから楽しみではある。また、同名の図録(日本写真企画編、B5判、36ページ)も同時に発行され、会場で特別販売する。四人の作者の思いのこもった代表作品と文章が掲載されている。ご期待ください~!!

chile1989_p3 (6).jpg

引き続き6月16日(月)~21日(土)まで開催される小松健一作品展「遙かなる チリ 1989」のDM(D:塩崎亨)。僕の若い時代に、南米チリで19年間続いた軍事独裁政権を「紙と鉛筆の革命」によって打ち破ったチリの民衆と南北約4.000㎞を走破した記録である。36年の歳月を経て蘇った・・・。  その後、6月23日~28日まで林義勝作品展「讃歌 NIPPON」が開催される。

chile1989_m3 (4).jpg

期間中の6月16日(月)、18日(木)の15:00~16:00にギャラリートークを行う。自由参加・無料ですのでお時間がある方はぜひ、お越しください。あんまり知られていない南米チリの話をたっぷりとします。また作品集『遙かなる チリ 1989』(東京印書館刊・A4版変形・定価:2900円・10%税込)も同時刊行されます。僕がフリーの写真家になりたての頃の熱情がワンショト、ワンショトにほとばしっています~!!ご期待ください。

0B5A4442_01 (2).jpg

撮影:近井沙紀(山岸伸スタジオ)

「四天展」などの宣伝物に活用するために山岸さんの計らいで4人のプロフィールを撮影してくれた。撮影はベテラン助手だがまだ若い近井さん。師匠にすれば、可愛い弟子に強面のオジサン写真家を撮らせることで自信をつけさせたいという思いがあったのだろう。それがこの写真、僕は歳のせいか少しニャけた表情になっているが、これはリアルなのだから仕方あるまい。他の3人はキリっと写っていた・・・。高知新聞が僕の顔写真を小さく載せたいというので、何枚か送ったら、この近井さんの撮った写真を使いたいと言ってきたけどもいいかしら~?

IMG_3305.jpg

先日、ず~と懸案になって僕の心に引っ掛かっていた叔母さんの遺骨を、足立区にある霊園にようやく引き取りに行けた。急遽息子が車で乗せて来てくれたので助かった。遺骨を抱いてどう私鉄や地下鉄を乗り継いでこようかしらと悩んでいたのだ。これで無事に叔母さんが願っていた父母や兄弟の入っているお墓に一緒に入ることができる。今月10日に上州の墓に納骨することになった。こちらからは倅の家族と僕、上州では2人の弟夫婦が待っていてくれる。石屋さんにも手配をして墓碑銘には名を刻んでもらっていて当日には間に合う手はずだ。叔母さんよかったね・・・ 合掌

IMG_3314.jpg

帰宅して、近所の居酒屋で初鰹のたたきでお清めをした。

 

IMG_3254.jpg

長年アイヌ民族を撮り続ける友人・宇井さんの写真展へ行った。赤羽という写真展会場としては余り聞かない土地だが、青猫書房という絵本を中心にした書店の奥のギャラリーでの展覧会だった。同名の著書の中からの選んだ作品展で個人周りとしているが、春の野花が咲く中庭が大きく見えて、内容に会うホンノリとする写真展である。

IMG_3251.jpg

作品は大きくはないが、1つ1つこだわっている。それはオリジナル制作をした額にも見て取れた。宇井さんはほぼ毎日会場に詰めているという。作品に対する思い入れが感じられる。

IMG_3256.jpg

宇井さんは写真家・樋口健二さんの弟子として知られているが、実は僕も1974年から2年間、創立したばかりの「現代写真研究所」の本科1年で樋口さんから学び、2年からは竹内敏信さんが加わって2人に学んだのだ。3年目の研究科では英伸三さんに学んだ。その後、英伸三塾にも2年ほどお世話になった。つまり僕は宇井さんの兄弟子とは言わないまでも、同じ樋口門下であり、僕はその片隅にいる。いまでも樋口さんから時々元気な声で電話がかかってくる。「飯を食いにこ~い!!」が口癖なので、近いうちに一緒に樋口さんの家に行こうと宇井さんと約束をした。

IMG_3257.jpg

その足で千代田区一番町にあるJCIIフォトサロンの「林忠彦が見たアメリカ1955年」へ行った。林義勝さんは在廊していなかったが、じっくりと見させてもらった。

IMG_3267.jpg

写真家の眞月美雨さんも4時過ぎに来ていた。図録は事前に林義勝さんから送られてきていたので作品はしっかりと見ていた。林忠彦さん37歳の時の作品、勢いがある。これからの己の未来を照らす様なはつらつとした作品群だった。使用カメラはニコンSシリーズ、僕も1972年からの新聞社時代に愛用していたので、懐かしかった。家に帰ってからカメラケースの中から引っ張りに出して、久しぶりにシャツターを切ってみた。

IMG_3262.jpg

僕は林忠彦さんとはパーティなどで何度かご一緒したのみだ。僕の先生の一人である田村茂さんのことを「先輩元気かい~、よろしくね」と会う度に言われた。一緒に写真を撮ったこともある。写真家の山口勝廣さんが撮ってくれたのだが、いまだ写真は頂いていない・・・。

IMG_3269.jpg

JPSやJCIIの直ぐ近くにある中華料理店、もうかれこれ40年ほど通っている店に行った。この前は北海道の写真家・水越武さんが上京した時に一緒に行った。水越さんもこの店の味が好きなのである。麻婆豆腐、海老、イカ、ツブ貝炒めに、付け出しのザーサイ。

IMG_3273.jpg

酢豚と焼き餃子、これが旨い。

IMG_3278.jpg

写真家の眞月美雨さんもこの店が好きで、とくに麻婆豆腐が好物という。

IMG_3276.jpg

自家製の白菜キムチ、絶品だ。

IMG_3284.jpg

午後6時までだと甕出し紹興酒グラス一杯200円なのでついつい呑み過ぎた。料理も美味いし。お陰で帰りが大変だった。本当に久しぶりに頭がグルグルとなり酔っぱらってしまったのだ・・・。 要注意~!!

このウェブサイトの写真作品、文章などの著作権は小松健一に帰属します。無断使用は一切禁止します。