日本原水爆被害者団体協議会は、1956(昭和31)年に設立された市民・平和団体である。僕が現在、事務局長・運営委員を務めている「反核・写真運動」は1982(昭和57)年に522人の写真家たちの呼びかけによって、創立したからずいぶんと後発である。しかし、被団協とは交友関係にあり、何かとお世話ななっていたこともあり、今回の平和ノーベル賞受賞は、心からの祝福をしたい。長く厳しい歴史の運動を歩んでこられた多くの被爆者、諸先輩たちに、尊敬の念とともにおめでとうございますと伝えたい・・・ 合掌
広島・長崎に原爆が落とされて70年の2015(平成17)年8月6日に勉誠出版から刊行された『決定版 広島原爆写真集』、『決定版 長崎原爆写真集』(勉誠出版・各刊とも2500円)の刊行の時にも大変お世話ななった。同書は翌年の日本ジャナ―リスト会議のJCJ賞に選ばれている。
この写真集は、監修に「反核・写真運動」、編集・構成に運営委員でフォトジャーナリストの新藤健一さんと僕の二人が当たった。パンフレットや本の扉にも被団協代表委員の田中照巳(照の字は四つ点の上が巨に巳)氏が心のこもった推薦の言葉を寄せてくれた。
原子爆弾の広島・長崎への投下75年目となる2020(令和2)年8月6日に、米国のテキサス大学出版局から『fiashh Light,Wall of Fire』(上記写真集)が刊行された。この出版に当たっても編集を担当するテキサス大学のブリスコーアメリカ歴史博物館の館長はじめ、3人の代表団とも面会していただいたり、様々なご協力をお願いした。
同写真集に掲載されている原爆が投下された広島市の地図。
同写真集から。 広島市内。鉄骨3階建てで増築された店舗兼倉庫の呉服問屋。爆風でねじれ、その後の高熱火災で全焼全壊した。1945年8月20日 撮影:尾木正己
同写真集から。 長崎駅前広場北側での警棒団救助活動。爆心地から南南東2・4キロ付近(1945年8月10日朝)撮影:山端庸介
◆上記3冊の写真集ともメール等でご注文を受け付けます。特にテキサス大学出版局の刊行の写真集(大判・上製本)は、直接出版局から取り寄せたもので残り在庫がわずかです。送料こみで特別価格:10、000円でお譲りします。
昨夜、お隣から掘ったばかりのサツマイモを頂いた。さっそくサツマイモの塩バター焼きころがしを作ってみた。あっさりしていてとても美味しかった。口の中に秋の香りが漂った・・・