写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

BLOG - ブログ

 

IMG_3380.jpg

5月14日、年に一度、東放学園のプロモーション映像科の特別講義をしている。もうかれこれ20数年となる。今年あいさつに来た学科主任は、僕の授業を受けた人だった。アジアから留学生も少なくないが、みな真剣に話は聞いていた。僕の左隣は、この学科を受け持つ金大偉先生。音楽家や映像作家としても活躍しているが、最近は映画監督としても話題作を次々に制作・発表している。20数年来の友人である・・・。

IMG_3383.jpg

僕の作品を見せて、講義に入るのだが時間は1時間30分。途中、金さんとのトークを少し入れる。僕の孫の世代と同じ歳頃の学生たちにどこまで僕の声が、思いが届いたかはわからないが、昨年の学生の中に写真家の道を歩みたいと言ってきた者がいたという。うれしい限りである。

IMG_3387.jpg

授業が3時過ぎに終わったので、友人の宮島茂樹さんのウクライナの写真展に行った。本人がいたので色々と話し込んでいたら写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。ごめん~!とりあえずDMだけでも。 この前後にアイデムフォトギャラリーシリウス、ポートレートギャラリー、PLACE Mなど廻って「四天展」と「遙かなるチリ 1989」のDMをお願いしてきた。

IMG_3394.jpg

5月15日、久しぶりに池袋にヘアカットに行った。スタイリストはいつもの美雨さん。

IMG_3401.jpg

どんな感じにするかは、僕は何か行ったことは無い。全て彼女にお任せである。

IMG_3403.jpg

気がつけば、髪はずいぶんと明るい金色だ。いいか、サマーシーズンがやってくるのだ。

IMG_3407.jpg

は~い!!出来上がり。僕の人生の中でも一番明るい金髪かもね・・・。

IMG_3413.jpg

カットが終わった後、親しい写真仲間の中村征夫さんの写真展に行った。中村さんと話したのは久しぶりのこと6年ぶりになるかもしれない。同名の写真集も同時出版されていて、サインをして寄贈してくれた。高価なものを感謝~!♡☆

IMG_3408.jpg

眞月美雨さんも久しぶりに中村さんに会いたいと一緒に新宿の写真展会場に来た。しばらく話をして記念写真を撮った。「四天展」のDMをPRしてくれると多めに持って行ってくれた。

IMG_3415.jpg

今回の作品は37年間撮ったものだという。五色沼は磐梯山の1888年の大噴火によってできたもの。以来、誰も眼にしたことがなかった水中世界と四季折々の表情を捉えたもの。国立公園特別保護区に指定されている五色沼の撮影がいかに危険で大変だったかをしみじみと語ってくれた。

吉井画廊 四天展  2025.6.2-6.14_page-0001.jpg

☆6月2日からはじまる「四天展」のDM。ぜひ、お越しください。

 

 

IMG_3340.jpg

5月7日、神田にある山岸スタジオにて「四天展」の4回目の打ち合わせをした。この日は写真展オープンに向けて最後の打ち合わせとなっているので、話すべきことは山済みだった。

IMG_3346.jpg

図録の編集出版を依頼していた「フォトコン」の編集長・藤森邦晃さんが出来立ての表紙などの色校を持ってきた。いい上がりにみな満足。モデル:山岸伸さん

IMG_3348.jpg

格調が高く、紙質もピッタリ。内容はそれぞれが8ページで作品と文章で組んでいる。表紙を入れると合計36ページ(オールカラー)のB5版の本となる。写真展会場で特別販売をする。 予定価格:2、000円(10%税込)ぜひ、お買い求めください~!♡☆

吉井画廊 四天展  2025.6.2-6.14_page-0001.jpg

「四天展」のDM。6月4日は午後1時から林義勝、小松健一、鈴木一雄、山岸伸の順でギャラリートーク。それぞれの作品について熱く語る。その後4時から5時は、写真界の中では”無頼派”の4人が、一体何を語るのか、お楽しみに・・・。 (四天展の揮毫は僕でした)

IMG_3343.jpg

同世代のジャンルのことなる写真家、みな一家言を持っているので、何か一つ決めるのも喧々諤々。でも何とか3時間かけて決めるべき内容は一応収まった。(4人の集合写真は、近井さん撮影)

IMG_3351.jpg

3時間超える話し合いは、さすがに喉も乾き、腹も空いたので近所の山岸さん常連の中華屋さんへ。僕も何度か来ているがここの餃子は旨い。そして美しい。自家製のタレでいただく。

IMG_3353.jpg

夕食に来た助手の近井さんも一緒に入って記念写真。近井さんは「四天展」の何つたってアイドルだ~!♡♡

IMG_3356.jpg

師匠の山岸さんに頼まれて僕らの写真を撮る近井さん。

IMG_3361.jpg

店の社長が近づいてきた神田明神御祭りの幟を広げた。

IMG_3319.jpg

5月2日、上福岡西公民館において3月の第42回「写真集団・上福岡」写真展以来、2カ月ぶりの例会が開かれた。

IMG_3324.jpg

大量の作品で1回ではテーブルに並びきれずに2回に分けたほど作品数が多かった。右手前の原さんが見学に来ていたが会が終わると同時に入会を決意された。3月の写真展を見て「レベルが高いグループだと興味を持った」とのこと。

IMG_3329.jpg

会が終わったあと、次回から例会会場となる場所をみんなで見に行った。そして新入会員の原さん(左手前から2人目)を囲んで乾杯をした。

IMG_3333.jpg

やはり新しい写真の仲間が増えることはうれしい。会に活気が生まれるからだ。 原さん、入会おめでとう~!そして愉快に写真創作活動をしていきましょう~!!

IMG_3369.jpg

家の前の畑が突然、クローバーなどの花々が一面に咲き始めた。昨年まではただ黒土が広がっていただけだったのに。誰か種でも撒いたのかな・・・

IMG_3365.jpg

風の日は、砂埃舞う畑だったから、しろつめ草がありがたいと思ったし、緑が広がっていると心も眼も癒される。今度、童心に帰って四葉のクローバーでも探してみようかしら・・・。

 

IMG_3290.jpg

同世代のまったくジャンルが異なる写真家4人が昨年暮れに集まり意気投合して、作品展や刊行物など発表し、新たな挑戦をしょう。そして写真の内界に新風を送り、写真家の後輩たちに何かバトンを渡せればという想いで活動を開始した。その第1回目として実現したのが今回の企画である。

IMG_3299.jpg

会場は写真ギャラリーでなく、銀座にある老舗画廊として知られる吉井画廊。写真について造詣が深い吉井篤志社長のご理解もあって実現した。それぞれのスペースを各自が好きな作品で展示する。サイズや額も自由だ。唯一、共通しているのは作品として販売することに重きを置くと言うことである。

IMG_3293.jpg

6月4日(水)午後1時からは、4人がそれぞれギャラリートークをおこなう。そして4時からは4人全員で対談式のトークをする。僕を除いては、個性の強いメンバーが一堂に集い写真について論議をする機会はそうはないであろう。はたしてどんな話が展開されるのであろうか。いまから楽しみではある。また、同名の図録(日本写真企画編、B5判、36ページ)も同時に発行され、会場で特別販売する。四人の作者の思いのこもった代表作品と文章が掲載されている。ご期待ください~!!

chile1989_p3 (6).jpg

引き続き6月16日(月)~21日(土)まで開催される小松健一作品展「遙かなる チリ 1989」のDM(D:塩崎亨)。僕の若い時代に、南米チリで19年間続いた軍事独裁政権を「紙と鉛筆の革命」によって打ち破ったチリの民衆と南北約4.000㎞を走破した記録である。36年の歳月を経て蘇った・・・。  その後、6月23日~28日まで林義勝作品展「讃歌 NIPPON」が開催される。

chile1989_m3 (4).jpg

期間中の6月16日(月)、18日(木)の15:00~16:00にギャラリートークを行う。自由参加・無料ですのでお時間がある方はぜひ、お越しください。あんまり知られていない南米チリの話をたっぷりとします。また作品集『遙かなる チリ 1989』(東京印書館刊・A4版変形・定価:2900円・10%税込)も同時刊行されます。僕がフリーの写真家になりたての頃の熱情がワンショト、ワンショトにほとばしっています~!!ご期待ください。

0B5A4442_01 (2).jpg

撮影:近井沙紀(山岸伸スタジオ)

「四天展」などの宣伝物に活用するために山岸さんの計らいで4人のプロフィールを撮影してくれた。撮影はベテラン助手だがまだ若い近井さん。師匠にすれば、可愛い弟子に強面のオジサン写真家を撮らせることで自信をつけさせたいという思いがあったのだろう。それがこの写真、僕は歳のせいか少しニャけた表情になっているが、これはリアルなのだから仕方あるまい。他の3人はキリっと写っていた・・・。高知新聞が僕の顔写真を小さく載せたいというので、何枚か送ったら、この近井さんの撮った写真を使いたいと言ってきたけどもいいかしら~?

IMG_3305.jpg

先日、ず~と懸案になって僕の心に引っ掛かっていた叔母さんの遺骨を、足立区にある霊園にようやく引き取りに行けた。急遽息子が車で乗せて来てくれたので助かった。遺骨を抱いてどう私鉄や地下鉄を乗り継いでこようかしらと悩んでいたのだ。これで無事に叔母さんが願っていた父母や兄弟の入っているお墓に一緒に入ることができる。今月10日に上州の墓に納骨することになった。こちらからは倅の家族と僕、上州では2人の弟夫婦が待っていてくれる。石屋さんにも手配をして墓碑銘には名を刻んでもらっていて当日には間に合う手はずだ。叔母さんよかったね・・・ 合掌

IMG_3314.jpg

帰宅して、近所の居酒屋で初鰹のたたきでお清めをした。

 

IMG_3254.jpg

長年アイヌ民族を撮り続ける友人・宇井さんの写真展へ行った。赤羽という写真展会場としては余り聞かない土地だが、青猫書房という絵本を中心にした書店の奥のギャラリーでの展覧会だった。同名の著書の中からの選んだ作品展で個人周りとしているが、春の野花が咲く中庭が大きく見えて、内容に会うホンノリとする写真展である。

IMG_3251.jpg

作品は大きくはないが、1つ1つこだわっている。それはオリジナル制作をした額にも見て取れた。宇井さんはほぼ毎日会場に詰めているという。作品に対する思い入れが感じられる。

IMG_3256.jpg

宇井さんは写真家・樋口健二さんの弟子として知られているが、実は僕も1974年から2年間、創立したばかりの「現代写真研究所」の本科1年で樋口さんから学び、2年からは竹内敏信さんが加わって2人に学んだのだ。3年目の研究科では英伸三さんに学んだ。その後、英伸三塾にも2年ほどお世話になった。つまり僕は宇井さんの兄弟子とは言わないまでも、同じ樋口門下であり、僕はその片隅にいる。いまでも樋口さんから時々元気な声で電話がかかってくる。「飯を食いにこ~い!!」が口癖なので、近いうちに一緒に樋口さんの家に行こうと宇井さんと約束をした。

IMG_3257.jpg

その足で千代田区一番町にあるJCIIフォトサロンの「林忠彦が見たアメリカ1955年」へ行った。林義勝さんは在廊していなかったが、じっくりと見させてもらった。

IMG_3267.jpg

写真家の眞月美雨さんも4時過ぎに来ていた。図録は事前に林義勝さんから送られてきていたので作品はしっかりと見ていた。林忠彦さん37歳の時の作品、勢いがある。これからの己の未来を照らす様なはつらつとした作品群だった。使用カメラはニコンSシリーズ、僕も1972年からの新聞社時代に愛用していたので、懐かしかった。家に帰ってからカメラケースの中から引っ張りに出して、久しぶりにシャツターを切ってみた。

IMG_3262.jpg

僕は林忠彦さんとはパーティなどで何度かご一緒したのみだ。僕の先生の一人である田村茂さんのことを「先輩元気かい~、よろしくね」と会う度に言われた。一緒に写真を撮ったこともある。写真家の山口勝廣さんが撮ってくれたのだが、いまだ写真は頂いていない・・・。

IMG_3269.jpg

JPSやJCIIの直ぐ近くにある中華料理店、もうかれこれ40年ほど通っている店に行った。この前は北海道の写真家・水越武さんが上京した時に一緒に行った。水越さんもこの店の味が好きなのである。麻婆豆腐、海老、イカ、ツブ貝炒めに、付け出しのザーサイ。

IMG_3273.jpg

酢豚と焼き餃子、これが旨い。

IMG_3278.jpg

写真家の眞月美雨さんもこの店が好きで、とくに麻婆豆腐が好物という。

IMG_3276.jpg

自家製の白菜キムチ、絶品だ。

IMG_3284.jpg

午後6時までだと甕出し紹興酒グラス一杯200円なのでついつい呑み過ぎた。料理も美味いし。お陰で帰りが大変だった。本当に久しぶりに頭がグルグルとなり酔っぱらってしまったのだ・・・。 要注意~!!

 

IMG_3248.jpg

本格的な夏日となった4月19日午後から、東京・秋葉原にある(株)写真弘社本社において「2025 被爆80年 広島・長崎原爆写真展」に向けた作業を行った。

IMG_4641.jpg

作業には僕の他に、運営委員の新藤健一さん、沖縄在住の写真家・出口信一さん(右)、と写真弘社の山口修二さんが協力してくれた。米国によって原爆投下されてから80年となる今展は昨年、ノーベル平和賞を受賞した被団協が協賛になってくれた他に、協力としてピースボートおりずるプロジェクト、(株)写真弘社、(株)勉誠社はじめ、沖縄の写真仲間たちがサポートしてくれることになっている。

IMG_4645.jpg

この日の作業は、200点以上ある写真の中から整理し広島50点、長崎50点を目安にセレクトすることだ。さらに新たに発見されてた写真などを加え、10年前の写真展には展示されてなかった写真を広島、長崎合わせて15点程選び、新しくプリントすることなど決めた。

IMG_3241.jpg

右端から事務局長の僕、運営委員でフォトジャーナリストの新藤さん、写真研究塾「風」同人で協同組合日本写真家ユニオン理事の出口さん。、撮影は山口さん。

IMG_4642.jpg

作業会場は、写真弘社をお借りした。感謝~!!新しくプリントが焼きあがったら広島、長崎とも展示の順番を決める。50枚強が収納でき、沖縄などにも送れる鞏固な箱を作ることにした。その他、チラシ、DM、宣伝、受付体制のことなど話し合った。

20181115_S_164.jpg

原爆投下70年には、「広島・長崎原爆写真展」を東京・文京シビックセンターで開催した。そして『決定版 広島原爆写真集』、『決定版 長崎原爆写真集』(勉誠社刊・定価:2500)を刊行した。同写真集は翌年、日本ジャナ―リスト会議賞・JCJ賞を受賞、現在までに2冊とも4版まで行っている。写真は、2018年に「反核・写真運動」を訪問し、交流を深めたテキサス大学ブリスコーアメリカ歴史センター館長のドン・カートン博士(前列中央)をはじめ3人の代表団と「反核・写真運動」の役員たち。右端の人はタムロンの元副社長で同社のアメリカ法人の責任者のNさん。通訳など協力をしてくれた。原爆写真を掲げての記念写真を撮った(東京・千代田区のホテル)。 撮影:塩崎亨

20181115_S_130.jpg

前列左からテキサス大学教授・ドン・カートン博士、「反核・写真運動」故・熊切圭介代表委員、江成常夫代表委員など。ポスターは「反核・写真運動」の草創期に制作したもの。写真と自筆サインは世界的な写真家・ユージン・スミス、デザインは日本を代表するグラフィックデザイナーの粟津潔さんだ。翌年の原爆投下75年の8月6日に米国テキサス大学出版局から『Flash of Light,Wall of Fire』の刊行、同大学での原爆写真のデジタルでの管理・閲覧などにつながったのである。

 

 

IMG_3212.jpg

4月17日(木)、午後1時から写真研究塾「風」の新年度の例会が朝霞市産業文化センターでおこなわれた。岡山の高田同人と99歳の中村咲同人が欠席した他は全員が参加した。写真が好きで情熱がある人は、大歓迎~!!新入会員募集中~!☆!☆

IMG_3216.jpg

8月28日~9月3日に新宿のアイテムフォトギャラリーシリウスでの個展「舞踏家 屋久島で暮らす(案)」の開催が決まっている出口会員をはじめ、2冊目の写真集を「ヒマラヤ」でをまとめたいと言う水谷会員、撮りためて来た沖縄と横田をまとめたいと言う並木同人、10年以上撮り続けているテーマをいよいよ形にしたいと言う眞月同人、カンボジアへ6回取材に行っている被写体をまとめにかかりたいと言う橋都同人、最後に新たに東京・浅草を撮影し始めた塩崎事務局長。皆それぞれ力作を大量に持ってきたので見る方の僕は相当疲れた。朝一番にユンケルを飲んでいてよかった・・・。

IMG_3219.jpg

出口会員が理事を務めている協同組合日本写真家ユニオンで、ユーチューブで流す動画のシリーズがあり、その撮影をしていた。JPU組合員の出口君が個展の開催へ向けて準備をする様子をまとめるのだと言う。左端が出口会員。

IMG_3224.jpg

出口会員が「風」に入会してから3年。本格的に撮影した舞踏家の藤枝虫丸さんが暮らす屋久島へも3回取材に行っている。作品の幅が広がり、内容も深くなった。現在展示構成をはじめ、最後の仕上げにかかっている。

IMG_3231.jpg

体調崩していた水谷さん(前列左)が久しぶりに千葉の銚子から参加した。信濃の天竜川の奥地から朝4時起きで参加した橋都同人(後列左から2人目)もいるので久しぶりに記念撮影をした。

IMG_3236.jpg

塾終了後は、いつもの沖縄・名護出身のオーナーの店に。水谷さんと出口君の「同人推挙」のお祝いの乾杯をした。おめでとう~!♡☆

IMG_3238.jpg

名物・チキンの半身焼き。みんな好きだ。みんなの写真を撮り忘れてしまった・・・

 

IMG_3111.jpg

家から5分ほどのこの桜の樹の下は、ぶどうぱん社主催の恒例の「櫻を観る会」を20年余り行ってきた場所だ。今年は諸般の事情で残念ながらお休みとした。また来春、「土佐風カツオの刺し身&タタキ」の大皿を楽しみにしていてくださいね。

IMG_3102.jpg
IMG_3088.jpg

今年は、缶酎ハイと柿の種など持っての独り寂しい花見となった。 ところでカメラが重く感じるようになってからは、それまで生徒たちに「スマホで撮るな!写真家の魂がくさるぞ~!」などと宣っていた僕が、恥ずかしながら今やすっかりスマホのお世話になっている。今回の21点の写真全て僕の携帯電話で撮影したものだ。散り始めた新河岸川辺の櫻の一端をお楽しみくださいませ・・・

IMG_3093.jpg
IMG_3091.jpg
IMG_3105.jpg
IMG_3112.jpg
IMG_3114.jpg
IMG_3117.jpg
IMG_3120.jpg
IMG_3126.jpg
IMG_3135.jpg
IMG_3141 (1).jpg
IMG_3156.jpg
IMG_3168.jpg
IMG_3179.jpg
IMG_3185.jpg
IMG_3193.jpg
IMG_3203.jpg
IMG_3207.jpg
IMG_3080.jpg
IMG_3081.jpg

最後の2点は、我が家の前の畑の夕暮れ。この畑でさまざまな野菜など農作物を作っていたお隣の奥様がお亡くなりになったことを昨日知った。いつも美味しい料理や野菜たくさん差し入れでいただき、感謝しています。なかでも僕が一番好きだったのは台湾ちまきでした。

安らかにお眠りください・・・  合掌

 

IMG_3070 (1).jpg

3月28日、晴れなれど烈風ふきあれる上州の地を訪ねる。古い友人である岡田芳保(住谷夢幻)の大個展を観るためだ。88歳の米寿を過ぎたのに「何たるエネルギシュなのか、どこからこの創作への熱量は生れ出るのか」が展覧会を前にした僕の第一印象だった。

IMG_3072.jpg

このボリュームの作品を2回に分けて行った。約三週間にわたって。本人も「ようやく後、3日で終わるよ・・・」と安どの声をあげていた。さすがに連日会場に出て、接客するのには疲れたという。この日は地元紙、「上毛新聞」の文化部の記者の取材に応えていた。(正面が夢幻さん)

IMG_3073.jpg

共通の友人である陶芸家の高橋芳宣さんと待ち合わせをしていた。それにしても上州の空っ風は強い。外では電話は勿論話ができぬし、立っているのがやっとのほどであった。来年6月、岡田さんが90歳を迎えることもあり、久しぶりに岡田さんを囲んで、写真家の僕と陶芸の高橋さんと七宝焼きの斎藤さんら親しい5人で展覧会をすることになった。その打ち合わせもした。

高崎駅まで高橋さんが車で送ってくれた。駅で久しぶりに高崎の鶏弁を買ったらなんと400円値上げしていた。昨年は一つ900円だったのが1300円になっていたのである。販売のおばさんは「すみませんね~」を連発していたが売っているおばさんは何も悪くはないのだが、駅弁好きの僕には堪える・・・。

IMG_3067.jpg

最寄り駅の焼き鳥屋。軽く一杯ひっかけて家路につく日が多い。ちなみに写真の左下は、菜の花のお浸し200円なり。その右は味噌のポテト揚げ350円。左上はキュウリの1本漬け350円なり。

IMG_3053.jpg

27日、国立病院機構埼玉病院へ大腸がんの内視鏡検査と手術の結果を聞きに行った。結果は腫瘍は良性だったので一安心。定期的に内視鏡検査を受けるように進められた。先月の胃がんの内視鏡検査・手術結果も良性だったのでうれしかった。病院前の櫻と記念写真を撮る。

IMG_3052 (1).jpg

最寄り駅前のホルモン屋へ初めて入った。癌ではなかったと言ことで何となくホルモン焼きが食べたくなったのだ。タンと白ホルモンを頼んだ。

IMG_3049.jpg

この店の下は毎日のように通るのだが、入ったことは無かった。オープンして2年だという。駅前あたりの店の入れ替えは激しい。20~30年続く店は、本当に珍しいぐらいだ。

 

IMG_3018.jpg
お彼岸の中日前日という3月19日の朝方から雪が降った。辺りは一面雪景色となったが、その後の雨で午後には道路などはとけだした。写真は午後2時頃に玄関前の畑を撮影したもの。
IMG_3020 (1).jpg
雪景色だった畑も折からの雨でグチャグチャにとけだしていた(2025年3月19日)。
IMG_3026.jpg
19日、毎年、伊勢丹新宿店で作陶展を開催している友人の高橋芳宣さん(右)を訪ねた。芳宣さんと親しい写真家・眞月美雨さんも一緒だった。
IMG_3028.jpg
陶芸家の友人は全国にいるが、彼とも40年来の付き合いになる。「用と美の作陶世界」を追求している芳宣さんは、新宿・柿傳角筈窯で茶懐石の作陶を修業する傍ら大河内風船子に学ぶ。九谷焼・須田菁華(3代目)窯に入門。その後、加賀市に月乃桂窯を開窯。1992年より上州・甘楽町に窯を移し、甘楽陶房を開窯。伊勢丹の他に日本橋高島屋、大阪・うつわ一客、柿傳ギャラリー、前橋・ノイエス朝日など各地で作陶展を開催している。
IMG_3030.jpg
伊勢丹も以前とは異なり、和食器やキッチンダイニングのスペースが狭まり、数年前から広いギャラリーでの展示が出来なくなくなった。我が家で使用している器は、芳宣ものと琉球の壺屋ものが大半である。軽くて丈夫で使い勝手がいい。その上、絵付けが綺麗ときている。
IMG_3032.jpg
久しぶりにやろうと新宿歌舞伎町界隈に繰り出した。初日のオープン祝いを込めて美雨さんも付き合う。最初の店は、店主が薩摩出身ということもあり、地鶏料理は旨かったのと奄美の黒糖酒、芋焼酎は本格派が置いてあり楽しんだ。芳宣さんは日本酒党。美雨さんは大隅半島の体長65~90センチを超えるという黒さつま鶏の刺し身を2人前ペロリと食べていた。
IMG_3036.jpg
2軒目は、最初に顔を出した「三日月」が満席だったこともあり、久しぶりに「樽一」へ行った。ここはくじら料理がメイン。東北の食材を使っての料理も美味し。みちのくの銘酒もそろえている。
IMG_3037.jpg
先代の大将時代から足を運んでいた店。新宿店は場所が移り、本店だった高田馬場、僕が好きだった池袋店もなくなった。しかし、いまは2代目、慎太郎君が継いで大いに繁盛している。「食は理屈ではない。人間の存在そのもである。そしてその民族の文化である」と語っていた初代大将の教えを頑なに守っている。
IMG_3041.jpg

数年ぶりに行った僕を覚えてくれていて、入店の時にはハグをしてきて、途中顔を出し、帰りには待っていて送り出してくれた。若い頃から見るとすっかり2代目大将が板についてきたと思った。余り来れないとは思うがこれからも親父さんの遺志を継い精進して欲しいと思った・・・  合掌

この後、芳宣さんたっての望みでゴールデン街へ。あちこちの路地は外人ばかりで騒がしい。店の灯を消し、ドアも締めている2階のお店に入った。僕も何度も行ったことがあるNだ。写真家では高梨豊さんや菅洋志さんらがよく来ていた。今は主人がなくなり、若い奥さまが店をやっている。句会なども定期的に開いており、句報も出していた。もちろん異邦人の客は一人もいなかった・・・。

 

IMG_2984.jpg

受付を担当している左から新しく入会をした新井礼子会員、後藤一美会員、そして第1回展から出品している山本恵子名誉会員。

IMG_2986.jpg

8日、大雪警戒情報が出されている中、入場者は少なかったが、それでも約50人は来場してくれた。足元の悪い中、感謝~!!

IMG_2988.jpg

8日(土)午後3時からは、作品講評会が行われた。講師は同集団顧問である僕がおこなった。

IMG_2989.jpg

11人で118点、僕が6点出品なので合計123点の展示。1作品づつの講評なので全部で1時間30分を越えた。疲れた・・・。展示作品は山口芳郎会員の「里のまもり神」16点。フィルム現像、プリント引き伸ばし、パネル張りまで全て自身でおこなっている。

IMG_2994.jpg

一昨年加入した館石理会員の作品「ローカル線」10点を解説する。

IMG_2995.jpg

本年5月に満99歳を迎える中村咲さんの作品「さくら・さくら」10点の前で。

IMG_3007 (1).jpg

僕が講評している写真を撮ってくれた後藤会員の作品「もうすぐ一年生」13点を見る。

IMG_3003.jpg

右側が竹川義之会長「都人・浅草」12点、左側が小池滋会員の「アンナプルナ山群10点」。

他の会員の出品作品は、新井礼子会員「継承ー氷川神社(南田島)」12点、一瀬邦子事務局長「小江戸浪漫」10点、入澤徹「旅の出会い」10点、田中栄次会員「西上州人」8点、山本惠子名誉会員「白川郷」6点、特別出品として顧問の僕が「『琉球 OKINAWA』より」6点。

IMG_3017.jpg

午後5時過ぎから会場を移して、出品者を囲んで懇親会を開いた。左2人目、南信州の飯田市の奥の伊那谷から来てくれた写真家の橋都とみ子さん、その隣は画家で音楽家の美崎太洋さん、その隣はスペイン語、英語の翻訳家である松野哲郎さんがゲストとして参加してくれた。感謝~!♡☆

IMG_2977 (1).jpg

一日遅くなったが毎年食べていた蛤のお吸い物を作った。今年の蛤は、九十九里浜産でなくて、三重の桑名産だった。5個で定価2580円だったが、僕が「もう雛祭りも終わったので売れないよ~」と言ったら魚屋さんが「旦那、半額でいいから持って行ってくれ」と言うので頂いてきたのだ。旬の菜の花の葉と飛魚の竹輪を添えた・・・。

このウェブサイトの写真作品、文章などの著作権は小松健一に帰属します。無断使用は一切禁止します。